当たり前過ぎて

2018年11月25日 20:34

この間乙武洋匡さんが義足を付けて歩いているのをテレビで見ました

私たちは生まれた時から当たり前に足がついていて

歩くという行為で足が重たいとあまり感じたことがないのですが

乙武さんは片足10キロの義足を太ももの力で支え

そしてそこから前へ進んでいく姿に

こんなに歩くという事が大変なことだという事に気づかされたように思います

私の母も日に日に歩くことが出来なくなって

今では車いすからトイレ、トイレからベット

という少しの距離しか歩けなくなりました

昔は私より長い距離を歩いていた人なのに...

そんなお母さんを身近で毎日見ているせいか

関節の硬さや筋力の衰えに対して意識が向いてしまいます

乙武さんはこれから筋力と体のコツをつかんでどんどんと歩く距離を伸ばしていくでしょう

年がいっている方は「年だから」というのを理由にあきらめるのではなく

年でも筋肉量は伸びていきます

生涯自分の足で歩いて、自分がやりたいと思うことはできる状態にして、自分が納得できる生き方が最後まで送れるといいですよね

私もお母さんにはそんな人生を送らせてあげたかったと思います

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